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プロフィール
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ga_ku_to
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男性
自己紹介:
沖縄県屋我地島でエコツアーガイドをしています。
屋我地エコツーネット

コントラバスとエレキベースを弾くのが趣味です。
Love Music!!
はらぺこ音楽隊でベースを担当していました。
今は天久保オールスターズバンドの幽霊ベーシスト。

湘南生まれ湘南育ち。

Fender Japan JB62(FL mod.)
これが唯一無二の相棒
135  134  133  132  131  130  129  128  127  126  125 
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author : ga_ku_to edit
『The Land of Freedom』quasimode

最近実験作業中のBGMはもっぱらこれ。
クラブジャズの世界で最近注目を集めまくってるquasimode(クオシモード)のメジャー1stアルバム。
グルーヴ感溢れるビートがたまらなくかっこいい上にうるさすぎないから、口当たりならぬ耳当たりがすごくいい。
自分はフリーな感じの演奏のジャズはあまり好きではなくて、こういう練りこまれてるような作品の方が好きなのだ。


クラブジャズってよく聞くけど、実際はどんな音楽のことを指してるのか、いまいちわからない。
クラブやパーティーで流れてるジャズがそうなのかと思っていたけど、どうやらそういう考え方では捉えられないようなものらしい。
インターネットで検索てみると、色々な人が色々な意見を書いていた。
大事な要素は「踊れるジャズ」ということを書いてる人がいた。
踊れるって何だ?
それはクラブで流れていることを前提にした定義?
ビッグバンドジャズでは踊れないのか?(←最近ミュージカルやってるじゃん)
よくわからなかった。
つまりは概念的なもので、色々な要素(その中でもクラブで流されるという大きな要素がある)あって、音楽を楽しむ行動のひとつである「踊る」ことに重点をおいたような音楽なのかなぁと思った。
何というか雰囲気なのかなぁ、クラブジャズって。
クールというか、スタイリッシュというか、都市的というか。

調べてる過程で、小川充さんという有名なDJの方のブログにこんな記述があった。

何となくわかっているようで

でも、きちんと言葉で表現できていない

そんな曖昧さがクラブ・シーンにはあったように思います。

音楽とは感覚的なものだから

言葉では伝えられないものがあると。

そうした曖昧さは時にいいこともありますが

でも、きちんと文章で体系化できないと

文化としては未成熟である

というのが僕の持論です。

(中略)

DJの資質の一つに

批評性があると思います。

音楽を従来とは違った切り口で紹介し

そしてありきたりの見方では見えなかった

共通項や符号で繋いだり

また時に意外性を伴うプレゼンテーションで

その作品の奥底に潜む本質を開示する。

こうした作業は批評性がないとできないことだと思います。


音楽を定義付けることって意味無いんじゃないか、楽しければ良いんじゃないか、と思っていたけれど、こういう音楽を提示する立場にある人はこんなこと考えているんだなぁ、とすごく興味を引かれた。

音楽との向き合い方は、演奏する人だけじゃなく、聴く人、聴かせる人、色々な立場があるんだなぁと思った。
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author : ga_ku_to edit

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