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プロフィール
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ga_ku_to
性別:
男性
自己紹介:
沖縄県屋我地島でエコツアーガイドをしています。
屋我地エコツーネット

コントラバスとエレキベースを弾くのが趣味です。
Love Music!!
はらぺこ音楽隊でベースを担当していました。
今は天久保オールスターズバンドの幽霊ベーシスト。

湘南生まれ湘南育ち。

Fender Japan JB62(FL mod.)
これが唯一無二の相棒
199  198  197  196  195  194  193  192  191  190  189 
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author : ga_ku_to edit
今年の目標もう一つ考えた。

「過去の名作と呼ばれるような作品をもっと聴いていくこと」
というのも、今自分が好きなアーティストは、過去には色んなアーティストに影響されて今の音楽を築いている、ということを最近意識し始めたからだ。
そこには必ず素晴らしい音楽が溢れているに違いない。
そして自分好みの曲も多いだろうし、自分の好みもどんどん広がっていくことも間違いないだろう。
ということで早速一枚買った。


『Our Favourite Shop』The Style Council

いきなりちょっとマニアック(笑)
というと語弊はあるかもしれないけど。
これは自分の好きな複数のアーティストがよく聴いているということで買ってみた。

イギリスのバンドThe Style Councilを世界的に有名にしたアルバムがこの作品。
「ありとあらゆる音楽を取り入れた非常に(そして高度に)実験的な音楽を作り上げたバンド」とWikipediaなんかでは紹介されている。
よくわからない人も多いだろうけど、聴いてみると何となく言いたいことがわかる。
自分が実際に聴いて、第一に感じたのは「センスの良さ」だった。
実際色んなジャンルの要素を感じることができて、①はブラスがクールなソウルっぽい印象、②は打って変わって超ボサノバ、③はすごくポップ、④はロックっぽい、というように初め4曲を聴いても方向性はどれもだいぶ違う感じだ。
センスの良さを感じたのは、アルバムを通して曲調は違うのに、バンドの音楽の色はすごくまとまっているところだ。
歌詞は英語だから当然理解できないけど、全体的にお洒落な雰囲気(はっちゃけているような曲でもお洒落なのだ)がそう感じさせる。
いやーすごすぎる完成度。
10年以上も前に発表された作品なのに、今のアーティストに通じる部分や、逆に今には無い良さも持っていて、すごく新鮮さを感じる。
ホントに名作だ。



音楽っていうのはある種連鎖みたいに聴き手とアーティストが一体となっているからこそずっと続いているものなんじゃないかと思う。
僕の好きなベーシスト、元Cymbalsの沖井礼二さんがインタビューでこんなことを言っていた。
cymbalsのCDは中古市場にほんとんど出回らないことが証明するように、ずっとリスナーを魅了して離さないような曲ばかりですよね、みたいな質問に対して、
「それは、僕たちが賞味期限の長い先輩方の音楽をいっぱい聴いてきたから、その影響がキレイに出たんじゃないですかね。ただ毎回、作品作るたびに思うのは、長く聴いてもらえるレコードを作りたい……それこそやっぱりいちばん重要なことだと思うから」
シンプルだけど、これこそ音楽好きの音楽好きたる台詞だな、と思った。
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author : ga_ku_to edit

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